
お久しぶりの更新です。更新が滞っており申し訳ありません。
9月に牡丹の本場である島根県松江市へお邪魔して、現地の方々に牡丹のお世話について研修していただきました。
今回主にお聞きしたのは‘‘接ぎ木”についてです。
牡丹は芍薬の根木を台木にして接ぎ木することで強く丈夫な苗を作ることができます。これがなかなか難しい技術なのですが、牡丹の芽のついた木片と芍薬の台木をご用意いただき、実際に見てやってみてご指導いただきました。
ご協力くださった松江の関係者のみなさま、丁寧なご指導ありがとうございました。

実際に接ぎ木を作って持ち帰り、消毒した川砂に埋めて管理すること約2週間。
半分くらい牡丹と芍薬がうまくくっついてくれたらいい方かなと思っていたのですが、掘り返してみると約7~8割がうまくいっている感じでした。
芽のところがふっくら赤みを帯びて膨らんでいます。
これを鉢植えに植えてかえてこれからお世話していきます。
まだまだ花が咲くようになるまで育つにはかなりの日数が必要です。
うまくいけば牡丹の苗木ができるのですが、これからどのくらいの苗木がうまく育ってくれるでしょうか。また変化がありましたら今後も状況をお届けしますね。