宝塚市と牡丹の歴史は古く、明和3年(1766年)に福島県の須賀川へ牡丹の苗が送られたり、牡丹の生産地である島根県の大根島へも薬用または観賞用牡丹として出荷されていきました。
また、明治33年のフランスのパリで開催された万国博覧会にも宝塚市から50種250株が出展されました。これらの歴史を受け、全国の牡丹にゆかりのある地より、里帰り牡丹や文化交流を目的とした牡丹を提供していただき、宝塚市北部の長谷に平成13年4月21日に長谷牡丹園が開園しました。
里帰り牡丹並びに交流牡丹は全国13地域から寄せられており、宝塚市の牡丹を含め14地域の様々な牡丹が咲き乱れます。